GPU・CPUマイニング入門:遊休PCのコイン選びと設定ガイド
遊休PCでマイニングを始めるとき、最初の疑問はたいていこれです。「うちのGPUやCPUは何のコインを掘ればいい?」この入門ガイドでは、GPUとCPUの役割分担、コイン選びのロジック、そして初心者が間違えやすい電力・温度の設定を解説します。
GPUとCPU:それぞれの得意分野
GPUは大規模並列処理が得意です。GPU向きの代表的なコイン:
- KAS(Kaspa)、RVN(Ravencoin)、ERG(Ergo)などのGPUアルゴリズム系コイン。
- ハッシュレートは主にGPUの型番で決まり、VRAMとコアクロックも影響します。
CPUには独自の土俵があります。
- XMR(モネロ)などのRandomX系コインはCPU向けに設計されており、GPUでは歯が立ちません。
- コア数が多いほどハッシュレートが上がり、オフィス用PCでも参加できます。
1台のPCでGPUとCPUが別々のコインを同時に掘ることができ、それぞれ独立して設定できます。QSHashはGPUのみ、CPUのみ、GPU+CPUの3つのモードに対応しています。
「高収益コインへの自動切り替え」とは?
コイン価格とネットワーク難易度は毎日変わります——今日はAコインが有利でも、明日はBコインかもしれません。手動での監視は面倒でミスも起きがちです。自動切り替えの仕組みはこうです。
- 対応コインごとに、あなたのハードウェアでの換算収益を常時比較。
- その時点でより収益の高いコインへ自動的に切り替え。
- 切り替えはバックグラウンドで完結し、手動操作は不要。
放置マイニングにおいては、実質「一度設定したら放っておける」機能です。
電力と温度:初心者におすすめの設定
マイニングは「攻めれば攻めるほど良い」わけではありません。電力上限と温度保護は、ハードウェアを守り電気代効率を最適化する鍵です。
| 設定項目 | 初心者向け推奨値 | 理由 |
|---|---|---|
| 電力上限 | 定格電力の70〜80% | マイニング収益は消費電力に比例しないため、電力を抑えたほうが効率的なことが多い |
| GPU温度 | 75°Cで出力制限/80°Cで一時停止 | 自動で処理される。冷却の弱いマシンはさらに低めに |
| CPU使用率 | システム用に1〜2コア残す | マシンの応答性を維持 |
モードの選び方:バックグラウンド/サイレント/アイドル限定
- バックグラウンド:常駐して動作。専用マシン向け。
- サイレント:低負荷でほぼ体感なし。PCを使うと自動で道を譲ります。
- アイドル限定:アイドル時のみマイニングし、ゲームや高負荷を検知すると即座に一時停止——家庭やネットカフェのPCの定番の選択です。
3つのモードはいずれもダウンロードページでワンクリックで選べ、いつでも変更できます。
初心者にありがちな失敗
- コインの最高値で収支を組む:価格の変動は激しいので、控えめに見積もりましょう。
- 電気代を無視する:電気代の高い地域の高消費電力マシンは採算が合わないことも——まず小規模に試験しましょう。
- 温度保護を設定しない:夏場でケース内のエアフローが悪いと危険です——必ずしきい値を設定してください。
- 無許可のマシンに導入する:会社や学校の機器は管理者の承認が必須です。これは絶対に越えてはいけない一線です。
よくある質問
Q:内蔵グラフィックスでも掘れますか?
A:ハッシュレートが低すぎて収益になりません。代わりにCPUのみのモードでRandomX系コインを掘りましょう。
Q:マイニングでPCが重くなりませんか?
A:アイドル限定モードなら重くなりません——あなたがマシンを使っている間、マイニングは完全に停止しています。
Q:複数のPCはどう管理すればいい?
A:専用ランチャーを生成して一括インストールし、全デバイスの状態とハッシュレートを1か所で監視できます。
本記事は技術的な参考情報であり、投資助言ではありません。コインの収益は市場によって変動します。冷静に判断し、許可を得たデバイスでのみ使用してください。
利用上の注意
QSHashは承認済み端末向けの設定・運用機能のみを提供します。法令、施設規則、電力要件を守り、管理者が継続監督してください。